女声合唱, 2本のホルン,ハープという珍しい編成のための作品である.ブラームスは若いときデトモルトで女声合唱団の指導をしており, そのメンバーの中にホルンやハープが演奏できる人がいたのだろうか.
第1曲 ハープの音が満ち Es tönt ein voller Harfenklang
印象的なホルンの和音にハープの響きが絶妙に重なる.
第2曲 シェークスピアの歌 Lied von Shakespeare
喜劇「十二夜」のテキストに基づく, スコットランド風の作品.
第3曲 花作り Der Gärtner
この曲ではホルン, ハープは主として伴奏に回り, 合唱が中心となる. 軽やかに戯れるような音楽である.
第4曲 「フィンガル」からの歌 Gesang aus Fingal
この曲集唯一の短調作品. 18世紀のスコットランドの詩人ジェイムズ・マクファーソンの散文詩に基づく.
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